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2023年06月28日

ものづくりワールド2023

今回は新たなインスピレーションを求めてビックサイトで開催された「ものづくりワールド2023」に足を運んできました。

コロナ前と比較すると、最終日であるにもかかわらず訪問者は少なめに感じました。しかし、その数の少なさを感じさせない程、会場は活気にあふれていました。おそらく、それぞれが深く真剣に新たな「ものづくり」の可能性を探究するため情熱なのかと思います。

ものづくりワールドと名付けられたこの展示会で一番印象に残ったのは、何と言ってもその場所を占める3Dプリンターの多さです。そこには新時代のものづくりを象徴するような3Dプリンターが、まるで森のように立ち並んでいました。。各種メーカーが競って最新のモデルを展示し、その数とバラエティには目を見張るものがありました。
しかし、正直「どの3Dプリンターが良いのか?」と言う問いに対する明確な答えを見つけることができませんでした。各メーカーがそれぞれに特長を持ち、様々なニーズに対応するためのさまざまな機能と設計を有していましたが、これだけ多種多様な製品が存在する中で、ユーザー自身が自分に最適な選択をするのはなかなか難しい課題です。
これは私だけの感想かもしれません。

この展示会は「ものづくり」の新たな可能性を見つめ、それを追求する様々な人々の情熱とともに、その混沌とした美しさを見せてくれる場だと思います。結局、最新の技術や製品を見るだけでなく、そこに存在する課題や問題点を発見し、それをどう解決するかを考えるための良い機会となりました。新しい視点を得るためには、時には自分の足を運んで現場を体験することが大切であると再確認しました。