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2023年04月17日

立会認証試験

a今日~明日、VCCIの立会試験に出かけています。

VCCIとは、電気通信事業者向けの自主規制団体であり、電磁波障害対策のための基準や認証制度を定めています。VCCI認証を受けた機器は、電磁波を発生しないか発生しても周辺機器に影響を与えないことが保証されています。

今回の立会試験では、クラスA機器とB機器それぞれ1機種ずつの試験を実施する予定です。
クラスA機器とは、一般的に企業や公共団体などが使用する産業用機器、クラスB機器とは、一般家庭などで使用する機器が対象になっています。
試験は、電磁波が発生する周波数帯域での測定が行われます。試験中は、機器から発生する電磁波の強度や周波数を測定し、その値がVCCI基準を満たしているかどうかを確認します。また、周辺機器に与える影響も測定されます。
一般家庭に入る機器が対象であるクラスBの方が、少し厳しい内容になっています。

VCCIは日本国内の自主規制ではありますが、VCCI認証は国際的にも認知されており、海外展開をする企業にとっても重要な認証の一つです。海外での展開にあたり、現地の法律や基準を満たす必要がありますが、VCCI認証を取得している場合は、海外でも信頼性の高い製品として認められるのではと思います。

自主規制ではありますが、定期的な抜き取り試験が実施されるので注意が必要です。市場で目がつく製品(売れている製品)が対象になることが多いように思います。

抜き取りでNGになると、VCCIのサイトや広報などに機種名や社名がのることになりますので、品質・信頼性で良くない結果となってしまいます。

それでは2日間頑張ります。